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USBいろいろ vol.0

今回は自分メモなので解説なしですが、vol.1以降(未定)でなんとかできたらなと思います。

メモなんでだんだん追記されます。

 

 

速度の規格

USB2.0 2000年から。1.1の仕様に早いのを足したやつ。480Mbps。

USB3.0USB3.1 Gen 1=USB 3.2 Gen 1x1
2008年から。5Gbps(5Gbpsだけど10ビット化されるので実質4Gbps)。2.0とは全く違ってピンの本数すら違う。一応形を揃えて2.0への後方互換性はある。
因みにノートとかで3.0と2.0が混在してるのは、2012年くらいまでは開発会社が1社しかなくて2ポートまでしか作ってなかったから。
青色ポートが推奨。

USB 3.1 Gen 2=USB 3.2 Gen 2x1
2013年から。10Gbps(上同)。データエンコードの規格変更。論理レイヤーは変更なし。規格上1mまで。

USB 3.2 Gen 1x2
2017年から。10Gbps(上同)。2レーンに拡張したので1m以上にできる。

USB 3.2 Gen 2x2
2017年から。20Gbps(上同)。そもそもType-Aには対応してない。C用。

 

充電の規格

そもそも論として充電にUSBを使うってのは想定してなかった。所謂バスパワー駆動用に電気は流せる。

のちに別規格を作る。USB 2.0時代はUSB BC(Battery Charging Specification)という名前だったがそんなに早くないのであまり浸透してない。CDPとDCPがあって後者は充電専用。1.5Aまで。所謂D+とD-をショートさせてるやつ。これじゃないと充電できない機種ってのがたくさんあってさぁ……。

その後出たのがUSB PD(PowerDelivery)。2012年から。5,9,15,20Vがある。AとBを想定。
これが2.0になったのが今のC to C。今は3.0になって給電仕様が変わった。

 

全然別なのがQuick Charge。アメリカの会社が勝手に作った規格。まぁ勝手に作った規格なんていくらでもあるんですけど。

こっちはUSBの規格の穴をついて電圧を上げるやつ。2.0までは普通だった(この頃を日本では急速充電って呼んでる気がする。2.1A対応みたいなやつね。)けど、3.0からは粗悪品だと燃えたりする。危険。

だって正式な規格だと1.5Aまでしか流しちゃいけないのに2.1Aだからね。冷静に考えたら燃えることもあるわな。

3.0ではC to Cなら普通に3A出せるけど、Type-Aで3A出そうとして燃えたりした。そもそもケーブルに抵抗を入れて相手が何Aまで対応かを判断してるんだけど、粗悪品や一部のクソメーカーは56kΩじゃなくて10kΩとかを入れて速度アップを図った。違反。だから無理な給電が起こって燃えた。

 

そもそもType-C to C。3Aまで出るPD規格ってのはいいとして。

形が一緒だから先につないだほうから給電するとか、そもそも充電なのかイヤホンなのか、そういう判断をしないといけないので大変。モバイルバッテリーからスマホに充電したと思ったら、逆にスマホのバッテリーからモバイルバッテリーに充電されててスマホが使えなくなったりするし。

 

一般人には難しすぎるんだけどなんとかならんもんか。

 

PDとApple製品

Apple製品って昔Lightningだったと思うんだけど、そのころからPD対応させてて、それ用にUSB-C(AppleはType-Cのことをそう呼ぶ)とLightningのケーブルが存在する。

まぁこれが問題で、PD非対応のもののためにCCがプルダウンされてる(つながってる状態にされてる)らしいんだけど、そのためにつないでからしばらくすると給電されない状態になって、刺しても充電されなくなるらしい。

Lightning側につなぐとハードリセットされるみたいなんですけどね。

 

で、そもそもUSB PD対応のアダプタはCCがプルダウンされてからまぁ10秒くらい応答が無いとPD非対応と考えてPDのパケットを切るんですよ。で、LightningのはCCを最初からプルダウンしてる。そうなるとUSB側を繋いだままにしてるところにiPadやらを繋いだときにPDでの充電ができない。
だからハードリセットをする。そりゃそう。
でもこのせいでPDは正常で電圧が高くなるんだけど、電流がほぼ0になるから充電されなくなるらしい。

 

へー。Appleの人は大変ですね。使ってないからわからんわ。